台湾は食事が美味しいが果物も美味しく楽しみの一つだ。マンゴー、パイナップル、ライチの他にもバナナ、ミカン、パパイア、すいか、ザボン等挙げればきりがない。それがどれも日本のものより美味しい。
ただ、イチゴ、梨、桃、ブドウなど日本の方が美味しいものもある。
今回から3回に亘って日本で余り知られていない台湾の果物を紹介します。*****少年探偵団 神原克收
7 台湾、果物の楽しみ1
台湾は果物が美味しい。マンゴー、パイナップル、ライチー等は良く知られているが今回から3
回に亘って日本では馴染みの薄い台湾の果物を紹介したい。
1《釈迦頭》
お釈迦さんの頭のような形状からこの名前が付いた。熟すと手で割って食べられる。味はクリー
ミーで濃厚。ドリアンの味をマイルドにしたような味で品の良い味。旬は8月~ 3月で夏のマンゴ
ー、冬の釈迦頭が台湾を代表する果物と私は思っている。
最近釈迦頭とチェリモヤを掛け合わせた鳳梨釈迦(名前からするとパイナップルとの掛け合わせ
と思うがそうではないらしい)という品種が人気を博している。甘味が強いのが好まれている要因
だが、私は甘味の自己主張が強く品がないと感じる。サクランボのサトーニシキとアメリカンチェ
リーのような関係と似ている。私は圧倒的に釈迦頭の品の良さに軍配を挙げる。