6 台湾と日本、文化の違い
台湾で食事をすると日本との違いが多くあり、戸惑うことしばしばです。幾つかご紹介します。
1グループで食事の際支払は日本は割り勘が主流だが、台湾は1人が払う。支払する人は誘った人、長老の人、お金持ちなど
ケースバイケースだが、今日の食事会は誰が払うか暗黙の裡に全員が承知している。しかし食事後誰も礼は言わない。
日本人がその場で集金して払うと奇異の目で見られる。
2日本では食事にビールは付き物だが、台湾ではビールが出ないことの方が多い。高級なレストランでは置いているが、
食堂レベルでは置いていない方が多い。日本人はコンビニで買って持ち込む人が結構いる。殆どの店が持ち込みOKだが
最近新しい店では持ち込み禁止の店が増えている。
3日本では食べ残しのない程度の量を注文するが、台湾では食べきれないほど大量に注文する。日本では食べ残しは失礼、
台湾では残らないのは失礼と思っているらしい。これに伴い日本は持ち帰り禁止、台湾では持ち帰りが常態。正に日台の文化の違い。
4日本では食事の開始は乾杯の後とか幹事の合図で食べ始めるが、台湾では食事が出たところから勝手に食べ始める。
食事代を払うスポンサーそっちのけで勝手バラバラに食べ始める。
5逆にチャンとしたパーティでは食事中にビールを飲む場合は同席者にも促して一緒に飲むのが礼儀。日本人は勝手に飲むがどうやら
マナー違反らしい。でもそれを咎められることはないが、どうも日本人は慣れてないので実にぎこちないし落ち着かない。